中国におけるスポーツチャンネルの成立と発展
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概要
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中国における放送事業は建国以来社会主義国家の元で党・国家の宣伝機関として機能してきたが、[改革・開放政策]の下で、90年代大きく変貌を遂げ、産業として急速に発展してきた。本研究においては、その中でも、テレビの産業的な発展を牽引したスポーツテレビに焦点をあて、その成立と発展の経過を明らかにする。90年代、まず中央電視台(CCTV)のスポーツTVがこれまでの地位と資源を利用して大きく発展したが、スポーツコンテンツの争奪戦の中で、その独占的な地位が崩れ、上海をはじめ各地のスポーツTVとの競争状態が激しくなっている。スポーツTVのこの発展と変容は、政策的要因のほかに、何よりも海外のスポーツコンテンツへの中国の人々の強い関心と、それに応える海外メディアの戦略によってもたらされたものである。
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