地域情報インフラを活用した教育支援システムの構築と実践
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概要
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本研究では、学外実習における教育効果を高めることを目的として、地域情報インフラを活用した教育支援システムを構築し、そのシステムに基づく教育実践をするとともに、教育効果の可能性を分析・考察した。教育支援システムの構築と教育実践は、学内のCATVインターネット回線を活用した。教育支援システムの構築では、実習状況の動画をリアルタイムに配信・受信するシステムと、学生・教員・施設教職員が意見・感想・コメントを共有できるレポート共有システムを構築した。教育支援システムを活用した教育実践では、実習状況の動画と音声をリアルタイムに送信・受信することにより、実習に参加していない学生が実習状況を大学内で観察することを可能にした。また、レポート共有システムの活用は、実習に関する学生のレポート(意見・感想等)と教員・実習先施設教職員のコメントの書き込みを蓄積し、学内LANまたはインターネット経由で何時でも何処からでも書き込み・閲覧することを可能にした。本研究では、地域情報インフラを活用した教育支援システムを構築し、教育実践に生かすことの教育効果の可能性が示された。
- 北海道教育大学の論文
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