ペタスケール計算機で実行する科学技術計算アプリケーションの性能評価(ネットワークとシミュレーション技術,コンピュータシステムのインタコネクト技術及び一般)
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概要
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2012年頃のスーパーコンピユータの演算性能は,10ペタフロップス級で1万ノード以上の超並列計算機となるため,高い並列性と各ノードでの演算性能を引き出してアプリケーションを効率的に実行することが難しい。アプリケーションを効率的に実行するためのハードウェア構成を求めることを目的として,計算機システムの実行時間評価の方法を検討した。アプリケーションの分析から今後実行される大規模データの演算量と通信量を求めると共に,計算機のハードウェア性能をパラメータ化して評価する方法を求めた。その結果,(1)演算性能に対する通信スループット性能の比率と演算時間の関係,(2)演算性能に対するメモリからのデータ転送性能の比率とCPU時間の関係について,スーパーコンピュータで使われている主要なアプリケーションを基に定量的な評価ができた。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2007-12-12
著者
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高山 恒一
株式会社 日立製作所 中央研究所
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高山 恒一
(株)日立製作所中央研究所
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橋本 昌人
(株)日立製作所エンタープライズサーバ事業部
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長坂 由子
(株)日立製作所研究開発本部
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樋口 清隆
(株)日立製作所エンタープライズサーバ事業部
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