周波数粗調整と周波数線形化機能を有するインターポレイティブリングVCOを用いた広ロックレンジ,低位相雑音PLL(ディジタル・情報家電,放送用,ゲーム機用システムLSI,回路技術(一般,超高速・低電力・高機能を目指した新アーキテクチャ))
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概要
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チューニングレンジと位相雑音とのトレードオフ関係を緩和するため,周波数が線形に制御されるコントロール電圧範囲の広いインターポレイティブリングVCOを新規に開発した。90-nmCMOSプロセスにより,このVCOを用いた広ロックレンジかつ低位相雑音なPLLのテストチップを設計した。テストチップは,528-MHz間隔で,3.432から4.488-GHz(HFモード)および6.600から9.240-GHz(LFモード)の周波数でロックした。消費電流は,電源電圧1.5-Vにおいて30から37-mAであった。積分位相誤差は,参照クロック周波数が264-MHzで両モードにおいて目標の4゜以下に,66-MHzでもLFモードにおいて4゜以下となった。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2007-12-06
著者
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田中 昭生
日本電気株式会社
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岡田 博之
日本電気株式会社シリコンシステム研究所
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岡田 博之
日本電気株式会社
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児玉 浩志
日本電気株式会社
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石川 比呂夢
日本電気株式会社
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柳澤 潔
日本電気株式会社
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