光学デバイスを用いた光無線通信における時分割多元接続システム(アクセスシステム及びアクセス用光部品,光無線システム(ROF,FWA等)光映像伝送(CATV含む),オペレーション/保守監視,光計測,光ファイバ,光ファイバケーブル,一般)
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概要
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IPを用いたインターネットやネットワークの普及により通信の構造的変化が起こっている.さらに,携帯電話のような移動体通信の所有者が増え,ブロードバンドもまた一般化し,マイクロ波帯を中心とした周波数資源が逼迫している.現在,屋外光無線通信システムは電波資源不足を補う通信として見直され,光無線通信の使用は広まっている.現在,双方向配信は1対1のP-P(Point to Point)接続システムが主流である.シンポジウムなど1つの会場からN個会場へ双方向に配信する際,P-Pの集積では,2N台の光無線装置が必要となるためコストがかかり広い設置スペースも必要である.1対N(Point to Multi Point (P-MP))の双方向通信が実現できればN+1台で配信が可能となるためコストが削減され省スペースとなる.本研究では,近年,著しく発展を遂げている光学デバイスを用いた時分割多元接続を提案し,その可能性について検証を行った.原理確認実験として,光無線通信の時分割多元接続の実現可能な接続条件を求め,これを実現させるための光学デバイスとしてガルバノメーターを選択し,ガルバノメーターを用いた配信実験を行ったところシステム実現の可能性を得た.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2007-11-14
著者
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