ある英語教師の回想 : 大学院時代を中心に
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概要
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英語教育が小学校から必修科目としてとりあげられるという今日,英語の必要性が急速に高まりつつある。その反面,障害のある学習者に対する英語教育ははたしてきめ細やかにすすめられているかと言うと実状は必ずしもそうではない。筆者はかねてから聴覚に障害のある学習者への英語の授業を担当する教員に関心を持ち,ろう学校をはじめ,難聴学級の英語教員がどのように授業に取り組んでいるか,及び,行政では聴覚障害のある学習者への英語教育を捉えているのか,また,教員養成大学では英語教員への教育,養成について如何に取り組んでいるのかなど広範囲にわたって調査した。著者が1964年に教員になってその集大成を本学で着手できた。本稿は著者が難聴生徒への英語教育に携わる教員養成についての大学院での研究過程に加えて,教員体験を著した。
- 県立広島大学の論文