Quarks as parton clusters and proton-proton scattering (ハドロン反応の構造論的検討)
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概要
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ISRで測定されたPP弾性散乱微分断面積の複雑な形は陽子が3ケの構成粒子からできていると考えることによってよく説明される。以下ではこの構成粒子をクォークと呼ぶが,クォークの量子数は考えない。それはCell-Mannのクォークでもよいし, Han-Nambuのクォークでもよいし,それ以外でもよい。一方PP全断面積がISRのエネルギー領域で増加しつづけていることを考えると,クォーク・クォーク散乱振幅にエネルギー依存性のあることがわかる。そこで複合粒子的な立場からこのエネルギー依存性を考えてみたい。
- 素粒子論グループ 素粒子研究編集部の論文
- 1974-08-20
著者
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