中性子移行反応で見出されるDeep Hole StateとIAS(Highly Excited States of Nuclei and Related Topics(基研),研究会報告)
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概要
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表題のうち, IAS (アイソバリック・アナログ状態)に関するものについて報告する。IASに関してはすでに数多くの仕事がなされており一段落した印象を受ける面もある。しかし,実験技術と理論の発展で新しい仕事もどんどんでてくるようである。実験技術としては10keV程度の分解能でスペクトルを分離して測定することが容易になったこと(ミシガン,阪大等)である。偏極(A_y)に関するデータはまだこの分解能の下ででていないが近いうちにでてくるであろう。理論としては多段階過程の計算が発展したことがあげられる。ここでは,これら実験技術や理論の生かせるようなテーマをとりあげてみたい。
- 素粒子論グループ 素粒子研究編集部の論文
- 1980-08-20
著者
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- 研究会報告(核内における核子以外の自由度,研究会報告)
- 中性子移行反応で見出されるDeep Hole StateとIAS(Highly Excited States of Nuclei and Related Topics(基研),研究会報告)
- iii) Deep Hole状態についてのコメント(Comments,III 高スピン状態などに関する集団運動モード,原子核間衝突と高励起の諸要素,研究会報告)
- M. Baranger and E. Vogt 編: Advances in Nuclear Physics, Vol. 5, Plenum Press 1972, 484 ページ, 23.5×16cm, 7,420円
- S.M. Austin and G.M. Crawley 編: The Two-Boy Force in Nuclei, Plenum Press, New York and London, 1972, 390 ページ, 26×17.5cm, 9,000円
- B. L. Cohen: Concepts of Nuclear Physics, McGraw-Hill, New York and St. Louis, 1971, 435 ページ, 23.5×17.5cm, 5,900 円
- 24. 代数的方法による殻模型の取扱い(Medium Mass Nucleiの核構造,研究会報告)