超高エネルギー領域に見られる陽子-陽子弾性散乱巾のエネルギー依存性について
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概要
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CERN-ISR, NALの実験により、陽子-陽子弾性散乱において、いくつかの物理量のエネルギー依存性がわかってきた。前方での散乱振幅の実部と虚部の比の値と、|t|≲0.13 (GeV/c)^2での前方ピークのこう配、さらに全断面積のエネルギー依存性による弾性散乱振巾のt=0での虚部の値がそれである。我々は、ここでNAL, ISRで見出せるエネルギー依存性について、複合モデルに基づく、一つのモデルを導入することにより、各物理量のエネルギー依存性を統一的に理解することを試みる。
- 素粒子論グループ 素粒子研究編集部の論文
- 1974-02-20
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