身体障害者の外出についての実態調査
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概要
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身体障害者の外出についての実態および意見を把握するために、療護施設およびデイサービスセンター等の利用者を対象に、アンケート調査および聞き取り調査を行った。その結果、入所施設では、外出の機会が限られており、もっと外出したいという意向が多くあることがわかった。また、入所・通所施設の利用者とともに、トイレが少なく利用しにくいこと、段差が多い、交通量が多いことなどが、特に外出にあたって不便に感じることである。それを踏まえて、障害者自立支援法による新たな外出支援のサービス制度についての課題を検討した結果、選択肢としては増えたものの、これまでほどサービスが利用できなくなる、また経済的な負担が増えるという危惧もあり、真に障害者の社会参加、自立につながる制度にするために見直すべき点も多くあることがわかった。
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