大学生の英語学力調査 : 学習者はどこでつまずくか
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概要
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本論文は大学生レベルの英語学習者がそれまでの学習においてどこでつまずいたかを明らかにするための考察である。調査は被験者を年度開始時のプレイスメントテストによって上位と下位の2レベルに分けることから始まり,中学校検定済教科書を下地に作成した全104項目からなる「並べ替えテスト」を計12回実施しデータを収集,分析した。さらに学習指導要領の分類例に従い,学習者がどの学習項目において習得の不足を示しているかを詳細に分析した。その結果24項目において正答率が50%を割り,学習の初期段階において既につまずきが見られることや,その後の学力格差が拡大している現状が明らかとなった。
- つくば国際大学の論文