Fermionの裸の質量が0となる条件(基研短期研究会「QCDでのクォークの閉じ込め」,研究会報告)
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概要
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chiral symmetryの自発的破れとそれに伴うfermionの質量の生成はNambuとJona-Lasinioとによって超伝導理論との類推に基づいて議論された。この問題は後にScwinger-Dyson方程式を用いて多くの人により詳しく調べられた。この議論においては、逆にゲージ場と相互作用をするfermionの質量が有限になったものとして、その裸の質量が元来0であるのはどういう場合かについて調べた。1)従ってここで議論するのは裸の質量が0となるための条件であって、その際に物理的質量が必ず有限になるかどうかについては不明である。
- 素粒子論グループ 素粒子研究編集部の論文
- 1989-09-20
著者
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