Nil 2細胞クローンの浮遊培養における密度依存性糖脂質合成の消失
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概要
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ハムスター胎児線維芽細胞Nil 2より分離したクローン(Nil 2 C 1, Nil 2 C 2)およびそのハムスター肉腫ウイルスでトランスフォームした細胞(HSV-2-5)を使って静置培養と浮遊培養におけるForssman glycolipid (GL-5)の合成を調べた。静置培養されたNil 2 C 1およびNil 2 C 2では程度の差はあるがいずれも細胞あたりのGL-5の量は細胞数が増加するに従って増える。このような細胞密度とGL-5の量の相関関係はHSV-2-5においては見られなかった。静置培養細胞でGL-5合成における密度依存性を示したNil 2 C 1およびNil 2 C 2も浮遊培養するとその能力を失さなくなった。
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