石垣市における障害児のための心理リハビリテイション(動作法)キャンプの経緯 : 大学人の地域貢献の一つのあり方
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概要
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障害児の発達促進を図る方法として、心理リハビリテイション(動作法)は有益なものである。そのため、全国各地で動作法キャンプがもたれている。そこで、本論では、比較的後発である石垣市のキャンプの発足から現在に至る経緯を検討した。また、それらの活動に関する研究者の関与の仕方についても検討した。その結果、トレーナー養成、キャンプ実施のための費用等に改善すべき点はあるものの、保護者や関係者の意欲がキャンプを継続させ、障害児の発達促進に有益なことが理解された。トレイナーに対する大学研究者による心理リハビリテイションの理論や実技の研修は必須であり、この点に関してはこの活動に関係している研究者はその役割を十分果たしていると考えられる。今後は、大学当局による研究者の活動のバックアップ体制の確立が要請される。
- 2007-03-15
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