茨城県立医療大学学生に実施した心肺蘇生実習に対する学生の感想
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概要
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茨城県立医療大学では,平成18年4月から臨床実習開始前の全学科学生に,自動体外式除細動器を含む一次心肺蘇生実習(BLS)を開始した。実習の効果と今後の方針を検討するために,参加した学生に実習終了後にアンケート調査を実施した。結果は,162名の学生から回答が得られ,BLS実習は多くの学生が2回目以降であり,実際にBLSを理解していたと自分で思う学生は37%であった。実習の内容は適当で,理解でき,満足のいくものであった。実習の時期は,「適切」50%,「もっと早い時期がよい」41%であり,特に看護学科では早い時期を希望している学生が多くみられた。ほとんどの学生が役に立ち,関心を持ち,定期的に実習を希望していた。今後,学生は早い時期に講習を受け,以後定期的に受講することで,BLSの最新の知識と技能の保持が可能になり,医療大学学生としての自覚がより持てるようになると考えられる。
- 茨城県立医療大学の論文
著者
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山口 直人
茨城県立医療大学 医科学センター
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武島 玲子
茨城県立医療大学保健医療学部医科学センター
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上野 友之
茨城県立医療大学保健医療学部医科学センター
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山口 直人
茨城県立医療大学 保健医療学部放射線技術科学科
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上野 友之
茨城県立医療大学医科学センター(神経内科)
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