訪問介護員養成研修2級・1級課程修了証書取得者の就労に関する傾向と課題 : 卒業生へのアンケート調査を中心に
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概要
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本稿は,中国短期大学総合生活学科で訪問介護員の2級・1級資格を取得した学生(平成13年〜平成17年卒業生,141名)を対象に,就労に関する傾向と課題についてアンケート調査を実施した。その結果をもとに,資格取得者の介護職への就労意識や意欲,また離職率の高い介護業界の問題点や課題について検討・考察したものである。結果,多くの卒業生が就労しているが,必ずしも訪問介護員の資格を生かした職業には就いていないことが分かった。しかし,その資格を生かした職業(介護職)に就いたものについては離職率が低く,特に訪問介護員1級の資格取得者はキャリアアップを目指し就労を継続していることが示唆された。
- 2006-06-16
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