大学生の自己開示と孤独感の関係 : 開示者の性別,開示相手,開示側面の検討
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本研究は孤独感と重要な他者への自己開示との関連について検討した.97名の男子学部生と209名の女子学部生がUCLA孤独感尺度に回答し,JSDQの40項目に回答した.その結果,男女とも,孤独感は同性の友人,異性の友人への自己開示と有意な負の相関を示した.自己開示と孤独感との関連の強さには性差は見られなかった.側面にっいては,男性においては,態度,性格の自己開示が重要であり,女性においては,金銭,性格,身体・外観の自己開示が重要であった.今後の研究への含意が議論される.
- 愛知学院大学の論文
- 2007-03-10
著者
関連論文
- 大学生の組織帰属意識と充実感の関係(2) : 組織による差異の検討
- 大学生の組織帰属意識と充実感の関係
- 大学生の自己開示と孤独感の関係 : 開示者の性別,開示相手,開示側面の検討
- 大学からのサポートが大学の魅力,学生の充実感,孤立感に及ぼす影響
- 多次元概念としての組織コミットメント : 先行要因、結果の検討
- 多次元概念としての職種コミットメント : 先行要因, 行動への影響の検討
- なぜ会社に所属するのか : 自由記述に基づく検討
- POS(Perceived Organizational Support)研究の展開