駅伝競走における記録情報処理の変遷(<特集>スポーツマネジメント)
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概要
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現在テレビで盛んに行なわれているスポーツ中継では,競技の進行や各チームの記録,成績を紹介し視聴者を楽しませている。チームの様子や選手の記録などの情報は,事前に取材することによって準備することができるが,刻々と変化する競技の進行状況や,その途中の公式記録をいち早く発表し報道するためには,失敗が許されない競技運営システムが築き上げられている。駅伝競走の記録情報処理は,手計算による時代から,そろばん,電卓,コンピュータによる計算と変化していった。また,記録収集の方法も人が運ぶ方法から,通信機器の利用による方法へと発展し,コンピュータ機器の発展と相まって,情報伝達及び記録計算システムを総合的に機熊させることによりテレビ報道を通じて一般の市民の方々への理解を深めた。競技会運営がここまでに至った経過には,日本陸上競技連盟が主催する大会について報道機関,主催競技団体が互いに協力し合いスポーツマネージメントの力が社会に対するスポーツ環境の改善という役割を果たしている。
- 2007-03-31
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