コラージュ作品における感情状態の表現について
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概要
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感情状態とコラージュ作品における表現の関係について検討するため,28名の調査対象者のうちで,2回のセッションでの感情状態の変化の大きかった場合ごとにコラージュ作品,多面的感情状態測定尺度の得点,さらにコラージュ作品に対する印象評定に関して事例的に分析を行った。その結果,(1)作品の制作者の感情状態の変化に沿うように,コラージュ作品の印象が変化する場合,(2)逆方向に印象が変化する場合,(3)感情状態が反映されていない場合が明らかになった。感情の種類によっては,コラージュによるイメージの表現との対応関係が推測されやすい結果が明らかとなった。
- 関西国際大学の論文
- 2004-03-30
著者
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