非可換微分形式を用いた格子上でのDirac-Kahlerフェルミオン
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概要
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格子上の非可換微分形式を用いて、Dirac-Kahlerフェルミオンを記述する。格子は向き付けされた正方格子を用いた。連続な空間でのDirac-Kahlerフェルミオンと、その正方格子版として知られているstaggeredフェルミオンについて概観した後、格子上での微分形式を導入する。Dirac-Kahlerフェルミオンの記述に必要なV-積を結合則を保持したまま格子上で新たに定義し、二通りの作用関数を構築した。一方は、staggeredフェルミオンと一致した。他方は、微分形式の表式で容易にゲージ不変な作用関数に拡張できた。
- 2002-08-20
著者
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