格子上の非可換微分形式を用いたDirac-Kahlerフェルミオン(格子場の理論スクール,研究会報告)
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概要
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非可換性を導入することで、格子上でもLeibnitz則とnilpotencyを持った微分形式を定義できる。我々はClifford積と呼ばれる微分形式同士の演算を格子上で定義し、それを用いてDirac-Kahlerフェルミオンを記述した。得られた格子フェルミオンはstaggeredフェルミオンであり、結合則を持つClifford積で記述したため、容易にゲージ不変な作用を書き下すことができる。この報告は河本昇氏(北大理)との共同研究[1]に基づく。
- 2004-06-20
著者
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