Ciniの観測理論と多ヒルベルト空間的アプローチ(量子力学的観測理論,研究会報告)
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概要
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量子力学的測定過程が量子力学の枠内で理解できるか?といういわゆる量子力学的観測問題の解決を目指した試みは数多く存在するが,ここではその中からCiniの観測理論[1]を取り上げ,これにMachida-Namikiの多ヒルベルト空間的アプローチ[2]を適用し,Ciniの測定器にゆらぎの効果を取り入れた場合を考察する.なお,詳しい議論に関しては[3]を参照していただきたい.
- 素粒子論グループ 素粒子研究編集部の論文
- 1991-09-20
著者
-
Pascazio S
Univ. Ban Bari Ita
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Pascazio Saverio
Bari大
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Pascazio Severio
Bari大学・物理
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中里 弘道
琉球大学物理学部
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中里 弘道
琉球大学・物理
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