文献レビューによる看護における援助 : ヴァージニア・ヘンダーソン「看護の基本となるもの」の基本的看護ケア・援助から考える
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概要
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本研究は、ヴァージニア・ヘンダーソンの著書「看護の基本となるもの」に、help・assistの用い方を分析することで、ヘンダーソンの考える「援助」を探索し、また援助のもつ意味とその働きかけについて検討することを目的とする。方法は、「看護の基本となるもの」と「看護論」よりhelp・assist、careの使用頻度を分析するとともに、「看護の基本となるもの」の中のhelp・assistの訳の変化について分析し、それぞれの年代においてhelp・assistの用例がどのような意味で使用されているかを調査した。その結果、helping・help・assistは身体や精神の行動への援助を表しており、自立に向けている内容は、helpingは58%、helpは9%、assistは見出せなかった。援助(help・assist)とcareの用い方は同一ではないことが示唆された。
- 2006-03-31
著者
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