ポリ乳酸繊維およびポリエステルから成る2種ブラウス着用時の体温調節反応の比較
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概要
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In this study, we used two kinds of blouse, one was the poly lactic acid fibers (PLA) made from the corn having the property with clastic action and the other was 100% polyester (PET). Both blouse had almost nearly physical properties (thickness, density etc.). The purpose of this study was to compare thermophysiological responses and clothing microclimates between two kinds of blouse with PLA and PET The climatic chamber was controlled at 20℃ and RH60%. Eight young female adults served as participants. The physiological parameters measured were rectal temperature, skin temperatures, clothing microclimate temperature and humidity, and subjective sensations. After resting for 15 min in a chair wearing the blouse, pants, socks and shoes, the participants repeated the work / rest schedules of 15 min exercise consisting of stepping up and down on a footstool (height 14.5cm), and 30 min rest. Main results were summarized as follows : 1) There were not any differences for rectal temperature, mean skin temperature, clothing microclimate temperature between PLA and PET. 2) Clothing microclimate humidity (chest) was significantly lower in PLA than in PET. 3) Thermal and comfort sensations were better in PLA than in PET. It was concluded that the blouse made from new poly lactic acid fibers is strongly recommended to wear in terms of clothing physiology, because it has the properties with clastic action
- 2006-12-27
著者
-
前田 亜紀子
長野県短期大学生活環境専攻
-
林 千穂
長野県短期大学
-
前田 亜紀子
実践女子大学生活化学部生活環境学科アパレルデザイン研究室
-
林 千穂
長野県短期大学生活科学科
-
前田 亜紀子
長野県短期大学
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