オートポイエーシスとしての内部統制
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概要
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長い間、内部統制は、財務会計の分野で議論されてきた。内部統制とは、業務手順や社内体制などの組織全体の状況にまで踏み込んで、不正が起きないよう規律を働かせることである。その役割を担う経営者が、経営者自身を含んだ組織全体を内部統制するのであるから、自己言及的システムとなる。内部統制は、自立的であり、独立性がある。そして、そのシステムは、境界の自己決定を行い、閉鎖的で自己言及的である。この仕組みは、オートポイエーシスである。
- 東海学園大学の論文
- 2007-03-31
著者
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