拡張マークグラフの可達性必要十分条件について(グラフ,ネットワークとアルゴリズムおよび一般)
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概要
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ペトリネットの可達性の必要条件はペトリネットの状態方程式の解が存在することである。したがって、ペトリネットの可達性を検証するためには、ペトリネットの状態方程式の解を導出し、その解を使って発火系列が存在するか否かを検証することが重要である。また、解の導出はペトリネットのサブクラスでは少ない手数で得ることができる。たとえば、拡張マークグラフにおいてはO(nm)の手数で得ることができる。ここで、nはプレースの数、mはトランジションの数である。本論文では、ペトリネットのサブクラスである拡張マークグラフの可達性を検討する。まず、状態方程式の解を使ってトランジションが少なくとも1回発火可能であるための十分条件を導出する。次に、これらの性質を使って拡張マークグラフの可達性必要十分条件を導出する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-11-17
著者
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