ため池の多面的機能のモデル化に対する定性推論の応用
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概要
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ため池のような基盤施設の整備にあたっては,施設が有する多面的機能の現状と可能性を適切に把握し,それを踏まえた整備計画の立案が望まれる。このような多面的機能の理解,把握のためには,これまでの研究や経験によって蓄積されてきた数々の知識を統合・整理して,多面的機能に係わる事象を的確に表現したモデルを構築することが有用である。しかし,そのようなモデルの構築には,多面的機能という定量的には扱い難い事象の取り扱いや,構築されたモデルの妥当性の検証方法などに問題がある。本研究では,これらの問題を解決するために定性推論を用いる手法について検討したところ,定性微分方程式系によって対象の定性的な定式化が可能となり,定性シミュレータQSIMを利用したモデルの挙動解析によってモデルの妥当性の検証を行うこともできることも示され,この手法の有効性が確認された。
- 大阪府立大学の論文
著者
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工藤 庸介
大阪府立大学大学院農学生命科学研究科
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木全 卓
大阪府立大学大学院生命環境科学研究科
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工藤 庸介
大阪府大 大学院生命環境科学研究科
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工藤 庸介
大阪府立大学大学院生命環境科学研究科
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小柳 大介
大阪府立大学大学院生命環境科学研究科緑地環境科学専攻
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木全 卓
大阪府立大学
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木全 卓
大阪府立大学大学院 農学生命科学研究科
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