ベンチャー企業の存立の意義(プロフェッショナリズムと経営教育)
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概要
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本報告の目的は、経営者自身に関することと政策に関することとの二点に焦点を当て、ベンチャー企業の存立の意義を明らかにすることである。本報告はこれまでの研究の概要に触れ、ベンチャー企業の存立に関する経営者の意義を明らかにする。次に本報告は、現在の政策に論及し、ベンチャー企業の政策が存立の方向性を有していないことを明らかにする。ベンチャー企業の経営者は企業存立によって経済活性化や技術の散逸防止につながる行動を常に実行しているがこれらが意識されることは少ない。一方で、ベンチャー企業をめぐる政策が創業中心となっているもとでの企業存立は保護されることのない企業の経営者にゆだねられる。以上の二点のベンチャー企業の存立の意義から、特に経営教育において、ベンチャー企業に関する人物はベンチャー企業の存立を意識する必要がある。
- 2007-06-29
著者
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