小学生英語の教育課程 : PART1 関連図書の概要
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概要
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本論文は、小学校での英語授業の指導計画に関する要因について簡潔に概観する。初めに、子どもの外国語学習に関する教育心理学における研究に注目する。教師の支援があり、リラックスした楽しい学びの環境と、言語構造ではなく言葉の意味に焦点を当てた身近な場面における言葉の重要性を述べる。次に、低学年の児童において良い自己像を描きそれを持ち続けるように促すことが、その後の言語学習が自立性を増すので、大変重要である。そのために教師は大きな役割を担っている。教師は、児童と教師の関係や児童同士の関係に価値を置きより良い関係になるよう促し、教室全体が良い雰囲気になるように努める必要がある。低学年の児童は言葉を学ぶ一方で、社会でどう生きるかを学ぶ途上にあり、他人とどう協力していくかを教える必要があるからだ。最後に、タスクに関連した問題を考える。ここでは、自分たちの力でタスクを遂行することで児童が満足感を経験できるようにさまざまな結果を生むべきである。さらに、タスクは意味のある言葉のやり取りによって言葉の習得になるための手段なのである。以上のことを踏まえて、小学校6年生の指導内容の理論的枠組みを述べたい。
- 2007-03-31
著者
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