ジョージ・ランズベリの政治と福祉 : 救貧制度改革・セツルメント・非戦平和
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概要
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19世紀末から1930年代の英国において、救貧法下の救貧委員・地方政治家・下院議員・労働党党首として貧窮者・失業者・労働者の生活向上に尽したジョージ・ランズベリの生涯を鳥瞰し、救貧制度改革・セツルメント運動(および慈善組織協会活動)・非戦平和運動における彼のユニークな貢献を検討する。救貧制度改革ではワークハウス処遇改革・王立救貧法調査委員会少数派報告・ポプラリズムへの貢献、セツルメント運動ではその社会階層性批判、非戦平和では「福祉と平和」のための非戦平和運動に果たした希有な役割、を検討し、英国ソーシャルポリシー・ソーシャルワークの歴史記述に新たな視点を提供している。
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