ソフトウエア構成管理システムによるプロセス分析と改善手法についての考察
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概要
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ソフトウエア開発プロジェクトにおいて開発プロセスの実態を見る努力と見せる仕組みを築き上げていくことは管理面のみならず、技術面においても大変重要で意義のあることである。しかしながらソフトウエア工学の研究とその実践が求められた1960年代の「ソフトウエア危機」の時代から今日まで実データに基づいたソフトウエア開発プロセスの実態を見せる仕組みはまだまだ十分といえない。オフラインでバッチ的にデータを収集し分析するケースはまま見受けられるが、オンラインで構成管理の仕組みを活用してしかも組織的な取り組みで開発プロセスの実態を見せる仕組みはまだまだ十分といえない。さらに、構成管理システムのバージョン管理に関する事例研究はいくつか報告されているが、構成管理システムに保存されたデータを分析し、プロセス改善に活用する手法については十分に研究されていない。本論分は、センター方式によるソフトウエア構成管理システムの活用推進方法とそれにとどまらず、ソフトウエア開発プロセスの品質、コスト、開発期間の改善面に貢献できるソフトウエア構成管理システムによるプロセス分析と改善手法について提言するものである。
- 上武大学の論文
- 2006-12-28
著者
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