中心周波数および帯域幅を可変とする帯域通過型フィルタ(技術展示,チュートリアル講演,無線信号処理実装,一般)
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概要
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複数の無線通信システムに対応する携帯端末の搭載RF回路において,各システムはそれぞれ異なる周波数・帯域幅で提供されるためそれらに対応することが課題となる. RF回路の特性可変化技術はこの課題に対する有効な解決策の1つであり,本稿では中心周波数と帯域幅の双方を可変とする帯域通過型フィルタについて,提案する回路構成と,その電磁界シミュレーション及び基板上に形成されたフィルタ回路の測定より得られた特性につき報告する.本フィルタはくし歯型線路構造を有する4分の1波長可変共振器と,可変J-インバータから構成され,それぞれ2.6と1.14の帯域幅と中心周波数の変化比を得ている.
- 2007-07-19
著者
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楢橋 祥一
株式会社NTTドコモ先進技術研究所
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河合 邦浩
NTTドコモ
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河合 邦浩
(株)NTTドコモ
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河合 邦浩
株式会社NTTドコモ総合研究所
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岡崎 浩司
株式会社NTTドコモ
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楢橋 祥一
株式会社nttドコモ 先進技術研究所
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河合 邦浩
株式会社nttドコモ 先進技術研究所
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楢橋 祥一
株式会社nttドコモ
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