遺伝的アルゴリズムを利用した情報システム性能予測の精度改善手法
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概要
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情報システム設計において精度の高い性能見積りを実現し,SI業務の生産性を向上させるシステム性能予測手法を開発した。本手法では,性能シミュレーション技術の活用を前提として,性能予測実施対象のシステムのシミュレーションモデルに関して,予測精度に影響するパラメータ調整を自動化する。従来は人手でこの調整作業を実施していたため,工数がかかり実用的でなかった。この問題を最適解探索手法の一つである遺伝的アルゴリズムの採用により解決した。代表的な基幹アプリケーションの性能予測において本手法を適用して有効性を確認したところ,全パラメータ候補の0.3%の探索で,予測誤差を手法適用前の18%から2%へ縮小できた。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2004-03-18
著者
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