前立腺肥大症患者における夜間頻尿についての検討
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概要
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2005年5月から同年9月まで当院を受診した前立腺肥大症患者81名について夜間頻尿の原因を明らかにするため統計学的解析を行った。夜間排尿回数を被説明変数とし年齢,夜間尿量,夜間1回排尿量,夜間尿量率,尿意切迫感,睡眠障害,高血圧症,BNP(脳性ナトリウム利尿ペプチド),就寝前あるいは深夜の飲水,晩酌,α1-ブロッカー,抗コリン薬の12項目を説明変数として重回帰分析を行った。その結果,夜間排尿回数の増加と有意に関連する因子は量的説明変数である夜間尿量(P<0.001)および夜間1回排尿量(P<0.001)の2項目のみであった。
- 長崎大学の論文
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