能登半島地震 : 旧七尾市における建造物の被害(<特集>2007年能登半島地震 その1)
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概要
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能登半島地震(2007年3月25日発生,マグニチュード6.9)の震源地から約40km離れる旧七尾市において,震度5強が記録された.旧七尾市における地震被害の概要が本報告で述べられる.液状化や不同沈下のような特有な現象が七尾南湾の埋立地で頻繁に見られた.また,墓石転倒の被害は低い丘陵上の山の寺寺院群に集中した.転倒した墓石の方向から,旧七尾市での地震動は南北方向であったと推測できる.
- 2007-07-25
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