R. シューマンの歌曲研究(V) : 『リーダークライス』作品39における象徴的表現(II)
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概要
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筆者は「国立音楽大学研究紀要」第35集、第36集、第38集、第40集において、R.シューマン(Robert Alexander Schumann)〔1810-1856〕の歌曲を取り上げ、W.ベッティヒャー(Wolfgang Boetticher)〔1914-2002〕の分析による象徴的表現が各曲においていかに用いられているかを明らかにしてきた。今回は第40集に取り上げた《Liederkreis》op.39(歌曲集『リーダークライス』作品39)のうち紙面の都合上掲載出来なかった後半の6曲を対象として、その象徴的表現を確認した上で、詩と音楽、歌唱声部と伴奏との係わりを分析、考察することにより、演奏解釈への足掛かりとすることを試みた。
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