乳癌診療の最前線と今後
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概要
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近年,乳癌に関してマスメディアによるキャンペーン等もあり世間の関心が急速に高まってきた。また,この10年間で乳癌の診療は急速に変化している。新しい検査機器の開発により診断能が向上し早期癌が発見され,乳房温存術,センチネルリンパ節生検等の縮小手術が可能となった。その結果,乳房を失うことなく後遺症の少ない術後を過ごすことが可能となった。さらに,新しい薬物療法の開発とその使用法の研究により予後が改善された。これら乳がん診療の最前線について示すとともに,今後広まるであろう治療法についても考察する。
- 日本保険医学会の論文
- 2005-09-17
著者
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