室内空間の'角'に設置するための箪笥のデザイン開発
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概要
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本作品は岩手県奥州市の伝統工芸の一つである岩谷堂箪笥の伝統技術を用いた、室内空間の'角'に設置するための箪笥である。一般的な箪笥の収納能力と同じでありながら、二方向から収納物を引き出せることが大きな特長である。最大限の収納能力にするため、引出し同士の角を完全に接することを試みた。このことは伝統工芸士の技術を発揮できるデザインの考察でもある。
- 2007-03-30
著者
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田中 隆充
岩手大学
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遠藤 海
岩手大学教育学部芸術文化課程
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菊池 廣志
岩谷堂箪笥生産協同組合
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三品 健悦
岩谷堂箪笥生産協同組合
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及川 康文
岩手大学地域連携推進センター
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及川 康文
岩手大学地域連携推進センター:奥州市
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