電子公文書等の長期保存 : 国立公文書館の取組みを中心として(特別寄稿,<特集>ライフサイクル論とcontinuum論のはざまで)
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概要
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本稿は、国立公文書館等における電子公文書等の長期保存に向けた取組みに関する「現場からのレポート」である。まず、2005年度に国立公文書館が実施した調査研究について、国際公文書館会議 (ICA)の調査研究報告書の内容の分析のほか、わが国における電子政府化の進展状況、電子公文書等の管理等に関わる技術動向と課題、ウェブページの移管等に関わる技術動向、諸外国における取組み状況などを紹介する。次に、内閣府研究会及び懇談会の議論、検討等の動向等について振り返る。また、 「電子媒体による公文書等の管理・移管・保存のあり方に関する研究会」委員がオーストラリア連邦政府機関から受けたプレゼンテーションについて紹介する。最後に、2006年度に国立公文書館が実施した調査研究等の取組み状況について簡単に報告する。
- 記録管理学会の論文
- 2007-04-30
著者
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