分子動力学法を用いた多分散系の摩擦シミュレーション(粉体物理の現状と展望,2006年度後期基礎物理学研究所研究会)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
現在、複雑な物理が理解されているにもかかわらず、摩擦のメカニズムはほとんど理解されていない。摩擦は私達にとって非常に身近な物理現象である。また一方では地震の不安定性を引き起こすなど、その解明が私達にとって有益なものであると思われる。今回の研究では分子動力学法を用いて、半径比の異なる固い弾性円盤にずりをかけたシミュレーションを行い、垂直応力と接線応力の比を摩擦係数として摩擦を調べた。その結果から、摩擦のミクロな起源を探っていきたいと思う。
- 2007-05-20
著者
関連論文
- 21pPSB-55 2成分レナードジョーンズ粒子系の噴霧流-ネットワーク流転移(21pPSB 領域11ポスターセッション,領域11(統計力学,物性基礎論,応用数学,力学,流体物理))
- ミクロシミュレーションで探る非平衡現象(第53回物性若手夏の学校(2008年度),講義ノート)
- 30pTK-5 二成分レナードジョーンズ粒子系による噴霧流シミュレーション(30pTK その他の系(摩擦・地震を含む),領域11(統計力学,物性基礎論,応用数学,力学,流体物理))
- 二成分 Lennard-Jones 系における衝撃波管シミュレーション(複雑流体の数理とシミュレーション)
- 22aVC-1 レナードジョーンズ粒子系による衝撃波破砕と相分離ダイナミクス(22aVC その他の系,領域11(統計力学,物性基礎論,応用数学,力学,流体物理))
- 分子動力学法を用いた多分散系の摩擦シミュレーション(粉体物理の現状と展望,2006年度後期基礎物理学研究所研究会)
- 24pPSB-34 2成分レナードジョーンズ粒子系による爆発流の流動様式(24pPSB 領域11ポスターセッション,領域11(統計力学,物性基礎論,応用数学,力学,流体物理))
- 29pPSA-52 Jarzynski等式はどこまで使えるか?(領域11ポスターセッション)
- 量子ラチェットとその周辺(摩擦の物理,研究会報告)
- 27aYF-9 量子系の非平衡ダイナミクスと熱力学量
- 量子非平衡定常ダイナミクスに対する計算物理的アプローチ(第43回物性若手夏の学校(1998年度),講義ノート)
- 24pPSA-62 多分散系の摩擦シミュレーション2(ポスターセッション,領域11,統計力学,物性基礎論,応用数学,力学,流体物理)
- 24pTJ-10 多分散系の摩擦シミュレーション(粉体・流体(交通流を含む),領域11,統計力学,物性基礎論,応用数学,力学,流体物理)
- 交通流における密度揺らぎ(ポスターセッション-離散多体系、生物、粉体、交通流など-,複合系II要素と全体-現象論の視座-,研究会報告)
- 計算物理学および統計力学的手法をもちいた一次元交通流の研究 : 交通渋滞の統計力学(修士論文(1994年度))
- 28aPS-81 レナードジョーンズ粒子系による爆発流のスケーリング関係(28aPS ポスターセッション,領域11(統計力学,物性基礎論,応用数学,力学,流体物理))
- 28aPS-76 体積収縮による破壊(28aPS ポスターセッション,領域11(統計力学,物性基礎論,応用数学,力学,流体物理))
- 23aGT-6 体積収縮による破壊のダイナミクス(23aGT 摩擦・地震,その他の系,領域11(統計力学,物性基礎論,応用数学,力学,流体物理))