自動車をとりまく情報提供サービスの動向と発展に向けた課題(セッション2)
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概要
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1981年に発売されたカーナビゲーションシステムは、IT技術の急速な進歩や性能向上、低価格化か進んだことにより、本格的な普及期を迎えている。また、このカーナビに通信機能を付加し、外部との情報をやりとりすることが可能なテレマティクスサービスも、サービス開始当初の様々な課題を乗り越えて、カーナビ同様、これからの自動車には欠かせないサービスとして定着しつつある。今後は、通信機能だけでなく自動車に搭載された様々なセンサで得られた周囲の状況を、カーナビの機能を活用してドライバーに伝えることで、安全・安心分野や省エネ運転支援など環境分野への貢献に大きく寄与することが期待されている。ここでは、こうした日本のドライバー向けの情報提供サービスの最新動向や今後の方向、発展へ向けた課題について紹介する。
- 2007-03-16