識字障害者向け支援技術の言語理解プロセスに基づく分類の試み(ヒューマンコミュニケーショングループ(HCG)シンポジウム)
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概要
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脳の文書理解プロセスとして知られているモデルの一つを活用し,識字障害者向けの支援技術を整理・分類する試みを行った.結果,ほとんどの支援技術は無理なくモデルに適合させることが可能であった.また,この分類の過程を通して,モデルを拡張あるいは細分化する必要性を指摘することができた.これは,今後の支援技術の研究開発に対して,そのすすむべき方向,あるいは新しい研究の可能性を提示しているものと考える.なお,モデルとしては,識字障害の症例を示すのに良く用いられる文書理解プロセスのモデルを用いている.また,支援技術の機能としては,読み上げ行にルーラーを表示する機能,読み上げ行以外をマスクする機能,読み上げ機能,書体の変更機能,行間・文字間の調整機能,背景色の変更機能,アニメーション化の機能,動画の抑制機能を対象としている.
- 2007-03-16
著者
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