SIL型光アシスト磁気記録(HAMR)素子の検討(磁気記録とその展開)
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概要
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光アシスト磁気記録(HAMR)方式に対応した一体型記録素子構造を提案した。本素子はソリッドイマージョンレンズ(SIL)内に、単磁極記録(SPT)ヘッドを内包した構造を持つ。SILの実効的開口数(NA)は1.44、FWHMスポット径130nmである。SPTヘッドの記録磁界は0.6Tと計算された。本素子の透過効率は、エバネッセント結合も考慮した場合、およそ20%である。熱解析の結果、スポットパワー3mW、照射時間2nsのレーザー照射により、本素子はディスク盤面を350度加熱することができ、光アシスト磁気記録を可能になる。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2007-03-02
著者
-
浦川 禎之
ソニー株式会社
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金子 正彦
ソニー株式会社
-
小島 直人
ソニー株式会社コアテクノロジ-&ネットワークカンパニーコアテクノロジー開発本部
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井手 直紀
ソニー株式会社 ホームエレクトロニクスネットワークカンパニービデオ事業部 オプティカルシステム開発部門
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小島 直人
ソニー株式会社
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小島 直人
ソニー(株)コアテクノロジー&ネットワークカンパニー・ct開発本部
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井手 直紀
ソニー株式会社
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