ナノホールパターンドメディア(磁気記録とその展開)
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概要
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アルミニウムの陽極酸化で得られるアルミナナノホールに磁性金属を充填したパターンドメディアは、形状異方性により垂直に磁化しやすく、またビット体積を大きくできるので熱ゆらぎに強く、さらに非磁性のアルミナに囲まれた微細なナノホール内磁性体で単磁区記録が可能となるなど、次世代の高密度記録媒体として有望である。本稿では、ディスクサイズのメディア製造プロセスを開発して磁気ヘッドでの記録再生特性評価に成功し、ナノホールの微細化の効果および軟磁性下地膜付与の効果を明らかにしたことを述べる。また、円周記録を行う磁気ディスクにおいて、ナノホールごとに1ビットを記録することを目標に、新規開発のナノホール一次元配列化の結果を加えて、Tbit/in^2記録実現への展望を述べる。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2007-03-02
著者
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