東京学芸大学を拠点とした知的発達障害者のための公開講座の試み:大学におけるさまざまな取り組み
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概要
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企業等で働く比較的軽度の成人知的発達障害者が学ぶ大学公開講座(オープンカレッジ)の実践を紹介する。その学習内容は、豊かな生活をつくりだす実践的課題を扱う『生活講座』と、大学の資源を活用し受講生の視野を広げ教養を高める「教養講座」の二つの領域で構成され、その学習支援方法は、実生活の経験を通じて、仲間たちの経験を交流する中で、適切な支援者の助言を得て学ぶことにあった。 17年間の特徴的な講座内容と受講生の成長の様子を紹介しつつ、大学における生涯学習の役割と知的発達障害者の大学進学に関わる今後の展望を論じる。
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