幼児の健康と食生活に関する研究 : 第1報 年齢による検討
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概要
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幼児の健康と食生活の実態調査を行った結果,以下のことが認められた.1)幼児の家族形態は,大部分が核家族であり,母親の有職率は非常に低く,90%が専業主婦であった.2)身体愁訴の訴え率は,平均10.6%であった.最も愁訴の高かったのは"虫歯がある"で,年齢が高くなるほど,その割合が増加した(P<0.01).次いで"風邪をひきやすい""医者にかりやすい"で,虫歯以外では年齢間の差は認められなかった.3)食品の摂取頻度において,肉類を週5日以上摂取している割合は高いのに対し,魚類は10%以下で,魚の食卓離れの傾向がみられた.4)間食には,スナック菓子,アイスクリーム,果物,牛乳などがよく摂取され,インスタント食品は,年齢が高くなる程よく摂取されていた(p<0.05).5)食習慣においては,テレビを見ながら食事をする割合が70%と高かった.6)朝食の欠食率は低かったが,家族全員での食事の割合は,年齢が高くなるほど低くなった(p<0.05).7)蓮根,ピーマン,なすなどの野菜類に偏食が多くみられ,年齢が低くなる程,野菜を食べない傾向にあることが認められた(P<0.05).8)野菜類での偏食食品間には,強い関連性が認められた(P<0.01).
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