プロファイル比較に基づくタンパク質立体構造類似性検索技術とその立体構造予測への応用(最近の研究から)
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概要
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1960年代のAnfinsenによるribonucleaseの巻き戻り実験て,タンパク質固有の天然構造を形成するための情報かそのアミノ酸配列に書き込まれていると提唱された.以来タンパク質立体構造予測は,世界中の研究クループにより熾烈な競争か繰り広げられている研究分野の一つである.われわれは,これまでに決定された立体構造のデータベースを利用した帰納的予測を中心に活発な研究を行ってきた.本稿では,こうした研究の現状について報告する.
- 社団法人日本物理学会の論文
- 2007-01-05
著者
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