子守唄の分析と楽曲データに基づく自動作曲プログラムの開発
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概要
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本論文では母子間の非言語的コミュニケーションの一環として子守唄に注目した。子守唄は古くから歌い継がれてきており,母親と乳幼児間のコミュニケーションを確立する手段として有効であると思われる。そこで,一般的によく知られている日本と西洋の子守唄から,音符,音階,コード進行といった旋律を中心とする楽曲情報の音楽的特徴を分析し,乳幼児を癒す音楽的要素を探った。また得られた子守唄の音楽データに基づいて旋律を自動生成する子守唄自動作曲プログラムを開発した。現在,乳幼児を持つ母親に実際に自動生成した子守唄を使用してもらい,効果を検証中である。
- 2006-12-15
著者
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久原 泰雄
東京工芸大学芸術学部メディアアート表現学科
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陶山 洋
東京工芸大学芸術学部メディアアート表現学科
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諸伏 雅代
株式会社マザー&チャイルド
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諸伏 雅代
株式会社マザー&チャイルド
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久原 泰雄
東京工芸大学女子短期大学部
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