日本人へのインタビューを通したプロジェクトワークの実践と学習者の意識 : 韓国釜慶大学校における上級日本語クラスでの試み

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概要

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本稿では、韓国内において実施した日本人へのインタビューを通したプロジェクトワークの実践報告と、授業に参加した学習者の意識調査をもとに考察を行った。授業は、釜慶大学校の日本語上級クラスにおいて、韓国を訪問する日本人に対してインタビューを行い、その結果を新聞にまとめ発表するという形であった。授業後の意識調査の結果、以下の点が明らかになった。(1)日本人へのインタビューを通したプロジェクトワークは、学習者に肯定的に評価される。(2)本学習活動では、フィールドワークが評価され、グループ活動が重要な位置を占める。(3)学習者は、プロジェクトワークを日本語能力の向上に役立つものとして捉えており、本学習活動によって学習意欲が高まる。(4)プロジェクトワークに対する評価には、「授業への期待度」等が、また、プロジェクトワークが役に立ったかどうかについては、「インタビューで自信がついたか」等が影響を与える。
茨城大学の論文

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