中国人向けカタカナ語eラーニング教材の開発と視覚的刺激の有効性の検証
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概要
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日本語と中国語は単語が似通っている点が多いため、中国語が母語の者にとって日本語は習得しやすい面があるが、カタカナ語の習得は非常に難しいとよく言われている。本研究では、中国人留学生を対象として日本語単語についてのアンケートを実施して、中国人日本語学習者にとって一番難しい語種はカタカナ語であるという結果を踏まえ、二重符号化説等に基づいて、視覚的刺激として文字だけではなく、イラストや写真などの画像も付くカタカナ語教材を開発した。学習効果を比較するために、同じ学習内容の文字のみのカタカナ語教材も開発した。さらに、両方共eラーニング教材としてウェブ上で公開し、学習履歴を収集し、視覚的刺激の有効性を実験的に検証した。
- 朝日大学の論文
- 2006-03-31